古くからやきものの町として有名な有田町は、1616年に朝鮮人陶工李参平らによって泉山に陶石が発見され、日本で初めて磁器が焼かれました。以来、佐賀藩のもとで、磁器生産が本格化し、谷あいに「有田千軒」と呼ばれる町並みが形成され、繁栄を極めました。この町並みは、現在も歴史的価値の高い建物が数多く残っており、1991年に国の「重要伝統的建造物群保存地区」に選定されています。
一方で、有田町は「棚田」という特徴的な景観を持つ稲作地であり、県下有数の畜産地でもあります。有田焼の「器」と農業の「食」、両方の魅力を堪能できる有田町。伝統と歴史、豊かな観光資源を生かした町づくりに取り組んでいます。
住所 | 佐賀県西松郡有田町戸矢乙340-28 有田ポーセリンパークヒストリー館 |
営業時間 | 10:00-18:00 |
電話番号 | 0955-43-2846 |
最寄駅 | (1)有田駅から徒歩48分 (2)西九州道 波佐見有田インターより車で5分 |